簡単にだせる方法ってないのかな?
計算が複雑過ぎて、訳わからないよ。
といった悩みを解決します。
おはようございます😌
やばい、看護必要度Ⅰの割合、簡単に出せる方法見つかった。
これをするようになってから、大幅な業務時間短縮に!
慣れれば10分程で正確な割合を求めることができる。
考え抜いてよかった😎— きゆ@診療情報管理士 (@himmedical) 2018年7月5日
条件としては、2つ。
- プリズム無償提供のHファイル入力支援ソフト(以下 Hファイルソフト)を使っていること。
- Hファイルソフトを正しく入力・登録をされていること。
2.に関しては正しく入力・登録をされているとおもいますので、心配はしなくてもよいです。(なんせ、DPC調査事務局にデータ提供をしていますし、国も活用しているので問題なしですね。)
Hファイルの【重要性・正確性】が極めてたかいので、割合を求めても全然心配ないですね。
これをするようになってから、大幅な業務時間短縮につながりました!ぜひご活用ください。
H30年4月からは判定対象追加及び退院者の評価をしなくていいということで、計算が本当にすごくシンプルに。
(H30年3月までは判定対象がない、退院者でも評価をするという変なルールがあったので割合を求めるにはちょっと複雑だったんですよね。)
まさかの判定対象が役に立つとは。。。
目次
Excelでリスト作成する。
Excelでこういったリストを作成します。
項目としては、
- 延べ患者数(様式3では入院患者延べ数)
- 基準以上患者(様式3では基準を満たす患者の延べ数)
- 月毎割合
- 直近3ヶ月割合
と最初に作成します。
Hファイル入力支援ソフトで延べ患者数をしらべる。
目的→延べ患者数をしらべる。
さきほど、説明をしましたが、プリズム無償提供のHファイルを使用していること。に対して説明させていただきます。
*他メーカーのHファイルソフトも応用すれば、できるかもしれません。
今回は、H30年4月分を対象。
ホーム画面→症例検索→Hファイル作成時期をH30年4月→F8ファイル出力(項目)をクリック
- 出力ファイルに項目名を出力する→はいをクリック。
- 出力対象レコード→H出力対象をクリック。
- 全て非選択をクリック。
- 対象実施日→H30年4月1日~30日と指定。
選択欄で
- hd1:データ識別番号
- hd7:入院年月日
- hd8:退院年月日
- hc2:実施日
- hc14:判定対象
とクリックし、選択項目出力をクリックする。
ファイル名は好きな名前で保存する。
これで出力できました。
あとは出力したデータをExcelで開きちょこっと加工するだけで、延べ患者数がわかります。
判定対象で0のみ選択するだけ。
判定対象で0にしたのを全てコピーします。
sheet1へ貼り付けます。
項目名を削除します。(hc14・判定対象)
青丸の数字を使って何人いるかをしらべます。
一番下まで行くと、延べ患者数【1056】ということがわかりました。
Excelの【①延べ患者数】に入力します。
Hファイルソフトの統計で基準以上患者の人数をしらべる。
目的→基準以上患者の人数を調べる。
ホーム画面→症例検索→Hファイル作成時期をH30年4月→F5統計をクリック
- 対象期間→2018年4月
- 評価票種類→01:一般病棟
- 対象入院料→一般
として表示をクリック。
Excelの【②基準以上患者】に入力します。
割合を求めて%表示をする。
延べ患者数と基準以上患者の数字がわかりましたので、あとは割合をもとめるだけですね。
看護必要度割合の小数点以下は?
小数点以下は切り捨て。(看護必要度局より判明。)
この当記事のまとめ
H30年4月から判定対象追加、退院日評価しなくていいというルールによって、計算がすごくシンプルに。
延べ患者数は、最初戸惑うかもしれませんが、慣れればすぐ出せちゃいます。実施日を使えば日ごとの延べ患者数もわかるので、シュミレーションに最適。
基準以上患者は、統計ボタンをクリックするだけでわかるのもGood!
蓄積したデータは何かしら使えそうですね。腕の見せどころ。