項目名 | 定義 | 留意点 | |
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救 命 等 に 係 る 内 科 的 治 療 | 経皮的血管内治療 (2日間) | ・経皮的な脳血管内治療 K178 脳血管内手術 K178-2 経皮的脳血管形成術 K178-3 経皮的選択的・塞栓溶解術 K178-4 経皮的脳血管回収術 (新)K178-5 経皮的脳血管ステント留置術 K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 ・t-PA療法 A205-2 超急性期脳卒中加算 ・冠動脈カテーテル治療 K546 経皮的肝動脈形成術 K547 経皮的肝動脈粥腫切除術 K548 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) K549 経皮的冠動脈ステント留置術 K550 冠動脈血栓溶解療法 K550-2 経皮的冠動脈血栓吸引術 K570-3 経皮的肺動脈形成術 ・胸部又は腹部のステントグラフト挿入術 (新)K560-2 オープン型ステントグラフト内挿術 K561 ステントグラフト内挿術 ・選択的血管塞栓による止血術 K615-1 血管塞栓術・止血術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) K615-2 血管塞栓術・選択的動脈化学塞栓術 K615-3 血管塞栓術・その他のもの | ・検査のみの場合は含めない ・肝動脈塞栓術は含める。 |
②経皮的心筋焼灼術 等の治療(2日間) | ・経皮的心筋焼灼術 K595 経皮的カテーテル心筋焼灼術 K595-2 経皮的中隔心筋焼灼術 ・体外ペースメーキング術 K596 体外ペースメーキング術 *1入院中に初回に実施した日から2日間までに限り評価を行う項目 ・ペースメーカー移植術 K597 ペースメーカー移植術 K598 両心室ペースメーカー移植術 ・除細動器移植術 K599 埋込型除細動器移植術 K599-3 両室ペーシング機能付き埋込型除細動器移植術 | ・ペースメーカー交換術及び除細動器交換術は含めない ・体外ペースメーキング術は、1入院中に初回に実施した日から2日間までに限り評価を行う |
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③侵襲的な消化器治療 (2日間) | ・内視鏡による胆道・膵管に係る治療 K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) K682-4 超音波内視鏡下瘻孔形成術(腹腔内膿瘍に対するもの)*「膵膿瘍」「閉塞性黄疸」に対して行ったものが該当と推測される。 K685 内視鏡的胆道結石除去術 K686 内視鏡的胆道拡張術 K687 内視鏡的乳頭切開術 K688 内視鏡的胆道ステント留置術 K707-1 膵嚢胞外瘻造設術(内視鏡的によるもの) K708-3 内視鏡的膵管ステント留置術 ・内視鏡的早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 K526-2 食道・早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 K653-2 胃・早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離 ・肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法 K697-3 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として) ・緊急時の内視鏡による消化管止血術 K533 食道・胃静脈瘤硬化療法(内視鏡によるもの)(一連として) K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 K654 内視鏡的消化管止血術 K722 小腸結腸内視鏡止血術 | ・検査のみの場合は含めない ・内視鏡的早期悪性腫瘍粘膜切除術又は内視鏡的ポリープ切除術を実施した場合は含めない ・緊急時の内視鏡による消化管止血術は、慢性疾患に対して予定された止血術や硬化療法を行う場合、同一病変について1入院中に再止血を行う場合、内視鏡治療に起因する 出血に対して行った場合等は含めない ・以下の項目は、「内視鏡による胆道・胆管に係る治療」に含めない。 K682-2 経皮的胆管ドレナージ術 K689 経皮経肝胆管ステント挿入術 K691-2 経皮的肝膿瘍ドレナージ術 |
共通項目
- 医師または看護職員の判断により行われるものであること。
- 同一入院中の同一日に複数の手術等を実施し、該当項目が複数となる場合は、主たる病名に起因する該当項目で評価を行うこと。
- 同一入院中に複数の手術等を実施し、実施日が異なる場合には、それぞれの手術日から起算して評価が可能であるものであること。
- 同一疾患に起因した一連の再手術の場合は、初回の手術のみ評価の対象とすること。
- 手術領域が複数にわたる場合には、主たる領域で評価を行うものであること。
- 選択肢の判断基準に示された術当日からの期間については、術当日を含む日数であること。
・看護必要度 Hファイル C項目 救命等に係る内科的治療 経皮的血管内治療(2日間)