最近お腹が出てきて、悩んでいるきゆです(笑)マジでまいった。。。よし、頑張ってやせなきゃ。
こういったダイエット方法がいいよ!ってあれば教えてください。お願いします。。。
当院は出来高病院(200床未満)で、データ提出加算を算定しております。
- 電子カルテなし。紙カルテ運用。
- 強み診療科:内科、外科、消化器内科、整形外科
- 月/入院100人前後
- 月/退院100人前後
紙カルテ運用って保管・管理が大変なんだよね。早く電子カルテ運用してくれないかなー。
運用方法は、
- 医師用様式1の紙
- 看護師様式1の紙
- 診療情報管理士
とそれぞれに分けて、担当者が記入しサインをもらう。
サインを設置した理由は、不備があった場合、直接聞きに行けるようにするため。
また責任を持ってほしい。といった理由です。
これをするようになってからは不備が少なくなりました。
その後、診療情報管理士が医師用・看護師様式1の紙を見て、DPC作成支援ソフトに登録。
といった運用です。
詳細は順に追って説明します。
医師用様式1
あくまでもイメージ図です。
【退院後】
- 診療情報管理士が医師用様式1に病名を仮登録します。
- 医師のスケジュールを確認した上で様式1を渡す。
- 医師が様式1を確認し修正が無ければサインをする。修正があれば修正してもらいサインをする。
病名に対する詳細項目(肺炎に対するHugh-Jones分類など)に関しては、医師が全て記入してもらっています。
2018年度より病名登録はICD2013年版になりました。それに合わせてコーディングするように気をつけなければなりません。
傷病名について
主傷病名
退院時サマリーの主傷病欄に記入された傷病名を入力する。
入院の契機となった傷病名について
入院時に契機傷病と判断されたものを入力。
医療資源を最も投入した傷病名について
入院期間を通して最も医療資源を投入した傷病名を1つ選ぶこと。
入院時併存症名について
既に存在していた疾患があれば入力。
もし、下記病名に該当するものがあれば入力。
- DPCの診断群分類の分岐に影響を及ぼしたもの
- 慢性腎不全
- 血友病・HIV感染症
- 併存精神疾患
これらに該当する病名が10個を超える場合は、上記の優先順位に従い、順次入力。
入院後発症疾患名について
入院後に新たに発生した疾患があれば入力。
もし、下記病名に該当するものがあれば入力。
- DPCの診断群分類の分岐に影響を及ぼしたもの
- 術後合併症
これらに該当する病名が10個を超える場合は、上記の優先順位に従い、順次入力。
その後、不備がなかったかを診療情報管理士が再度確認し、DPC作成支援ソフトに登録。
といった流れです。
看護師
あくまでもイメージ図です。
【入院時】
看護師が看護師用様式1を準備し
- 喫煙指数
- 身長・体重
- 入院時JCS
- 入院時ADL
を記入・サインしてもらい紙カルテに入れて保管。
【転棟時・退院時】
- 退院時JCS
- 退院時ADL
- 退院後の在宅医療
- 退院先
を記入・サインしてもらい診療情報管理室へ回す。
項目について
身長
入院時の身長をセンチメートル単位で入力。(小数点以下四捨五入)
体重
入院時の体重をキログラム単位で入力(小数点第1まで。それ以下は四捨五入。)
喫煙指数
1日の喫煙本数×喫煙年齢=喫煙指数
例:1日20本を10年吸っている場合は200と入力。
喫煙歴がない場合は0と入力。
不明な場合は9999と入力。
現在吸っていない場合でも過去の喫煙歴に従い入力。
入院時ADLスコア
年齢が15歳以上の場合入力必須。(産科の患者は除く。)
退院時ADLスコア
年齢が15歳以上の場合入力必須。(死亡退院、産科の患者は除く。)
入院時JCS
入院時の意識障害レベルを入力する。
退院時JCS
退院時の意識障害レベルを入力する。(死亡退院は除く。)
その後、不備がなかったかを診療情報管理士が再度確認し、DPC作成支援ソフトに登録。
診療情報管理士
DPC作成支援ソフトに患者情報を全て登録します。(医事レセコンのデータをDPC作成支援ソフトに移行しているのですごく楽です。)
患者情報とは、
- 郵便番号
- 診療科
- 予定・救急医療入院
- 他院からの紹介の有無
- 自院の外来からの入院など
医事レセコンや入院カルテを見て確認し、問題が無ければ登録するようにしています。
どうしても分からない場合や入力もれがあった場合は、医事課や関係のある部署に確認しています。
医師用様式1と看護師様式1を合わせてDPCデータ様式1がやっと出来上がる。
医師様式1がなければ、もちろん完成できません。その反対に看護師様式1もなければ無理。
なので、協力体制を築いていかなければデータ提出加算を算定することは難しいですし、一人で全てやろうとするのは大変です。
この当記事のまとめ
医師用様式1と看護師様式1の項目をしっかりと理解する。理解しないといろいろ聞かれます。聞かれたらすぐ答えられるようにしておく。
どうしても分からないことがあったら、DPC調査事務局に問合せすること。
協力体制を築き、スムーズに作成できるような職場環境をつくる。
医師・看護師様式1を全て登録した後、様式1の紙は処分せずに月ごとにわけて保管しています。