前回の平均在院日数 計算 エクセル 簡単を使って、3ヶ月毎の平均在院日数エクセルを作ることは可能でしょうか?と問い合わせがありました。
今も平均在院日数のエクセルを使っていただいているようで、すごく嬉しいです。
時間を見つけて3ヶ月毎の平均在院日数エクセルを作成して、お返事をしましたら大変好評でしたので、公開させて頂きます。
平均在院日数 計算式
A:当該病棟における直近3ヶ月間の在院患者延日数
B:当該病棟における当該3ヶ月間の新入棟患者数
C:当該病棟における当該3ヶ月間の新退棟患者数
4月の平均在院日数を求める。
エクセルで下図のように作成をします。
4月のA,B,Cは
A=1146
B=198
C=219
でしたので、
と入力をします。
4月の平均在院日数の計算式はA/((B+C)÷2)なので、
と計算式を入れます。小数点第1までにしておきます。平均在院日数を求めましたら5.5になりました。
この計算式で右へドラッグすると、エラーメッセージが出ます。これだと見にくいですよね。
関数のIFERRORを使う。
こういったエラーメッセージを非表示するには、関数のIFERRORを使ってエラーメッセージを非表示にします。一旦先ほど入力した計算式を削除します。
関数のfxボタンをクリックし、IFERRORと検索をします。
値は先ほど入力した計算式を入力します。
エラーの場合の値は””と入力します。
この計算式を右へドラッグすると、エラーメッセージが非表示になりました。
関数のIFERRORって優れものですね!
4-6月の3ヶ月毎の平均在院日数を求める。
関数のIFERRORを使って、3ヶ月毎の平均在院日数の計算式を求めます。計算式入力終えたら右へドラッグします。(5月~3月まで)
それだけです。以外と簡単に出来ましたでしょうか。
最後に小数点を切り上げます。
小数点切り上げのところにfxボタンをクリックし先ほど検索(関数のIFERROR)したように実行します。
計算式は=IFERROR(ROUNDUP(B12,0),"")と入力し、右へドラッグします。(5月から3月まで)
ROUNDUPは小数点以下を切り上げる計算式です。
以上、小数点以下切り上げ出来ました。
ROUNDUPを使いこなせば、時間効率UPにつながります!
まとめ
関数のIFERROR→エラーメッセージを非表示にする!
ROUNDUP→小数点以下を切り上げるといった関数式を使いこなせることで、時間効率UPにつながる!!
3ヶ月毎の平均在院日数のエクセルは、簡単に出来るので是非お勧めします。
グラフを入れてみるとかっこいいですよ。
ご参考になれば幸いです。