Excelグラフの見せ方は、脳の特徴を利用する。

グラフは左、メッセージは右

これは、人間の脳を利用して、一瞬で理解を得ることが出来ます。

人間の脳を利用するというのは、

左脳・・・言語、計算、表現力、論理性(右目からみた情報は左脳へ伝達していきます。なのでメッセージ向き)
右脳・・・直観、ひらめき、創造性、イメージ(左目からみた情報は右脳へ伝達していきます。なので、グラフやイメージ図向き)

といった脳の特徴を利用するのです。

1.グラフを左に、メッセージは右にして見ていきましょう。

どうでしょうか。スムーズに頭に入ってきますよね。
これは特徴をうまく利用しているからこそ一瞬で理解することが出来ます。

 

2.反対にグラフは右、メッセージは左にしてみます。

 

これだと、スムーズに頭に入らないですよね。

特徴をうまく利用していないので、情報処理するのに時間がかかってしまい、理解を得るのに難しくなります。

3.最後によくあるメッセージとグラフを縦に並べるのを見ていきましょう。

見慣れているので、2(グラフは右、メッセージは左)よりなんとなく頭に入っていきますね。

一瞬で理解できるグラフは1なので、グラフ作成するときに意識しながら作成するのをおすすめします。

脳の特徴を利用すれば、一瞬で理解出来るって面白いですね。

私の場合だと、一瞬で理解してほしいので、工夫します。

 

1.矢印を使って増減を印象付ける。
2.青と赤をうまく使い分ける。

青と赤は国際的なルールがあり、

青は、安全・良好・順調

赤は、不良・不安・危険

といった意味があります。

今回は、減少=不安・危険というアピールをしたいので赤を使い分けています。

棒グラフでやってはいけない。それは2つあります。

1.3Dグラフ

3Dグラフは本当にやってはいけません。見た目かっこいいと思いますが、正しい高さが不明なので、ごまかそうとしているんじゃないか?と印象操作を疑われます。

4月と9月を注目していただきましょう。4月の方が多いと思われがちですが、実際は同じ数字です。どちらが正しい高さなのがわかりません。これが印象操作です。

正しく情報を提供するには、3Dグラフは不向きです。

2.棒グラフ

日本人は、縦棒グラフに慣れ親しんでいますので、横棒グラフを直観的に把握するのが苦手だからです。なので迷うことなく縦棒グラフを使用することが正解です。

例外;横棒グラフはアンケート結果に向いています。

まとめ

人間の脳は、左脳は文字情報、右脳は映像などの論理を理解することに特化している。

3Dグラフは印象操作に疑われる。

青と赤を使い分ける。

日本人は横棒グラフより縦棒グラフの方が理解しやすい。

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