診療録管理体制加算　退院時要約記載率9割

診療録管理体制加算１の施設基準、退院時サマリー９割以上についてまとめたいとおもいます。

ポイント！

１；全診療科において退院時要約が全患者について作成されている。

２；退院日の翌日から起算して１４日以内に完成されて中央病歴管理室に提出された者の割合が毎月９割以上であること！
（退院日の翌日から起算し１４日以内に完成されたその割合が９割以上であればよい。）

３；退院時要約については、全患者について退院後３０日以内に作成してあること！
（全患者の退院時要約を作れってことですね・・・・しかも退院後３０日以内に。。。医師のスケジュールを確認しながら、やっていかないと無理です。）

う〜ん厳しい。。。。医師と協力体制を築かないと無理です。
医師と普段コミュニケーションをして良好関係を築かないと。。。

さて、上記を踏まえ基準が満たしているか（退院時要約９割以上）計算をしてみました。
H２７．２の退院患者・・・４９％＝４．９割
H２７．３の退院患者・・・４２％＝４．２割

低すぎる。このままでは診療録管理体制加算を取ることは不可能。

９割以上を満たすために計画案を作成して、医局会で発表しないと。

医局会にてプレゼン

２、３月のサマリー作成率、診療録管理体制加算の算定要件などを含め、３月末医局会にて報告を行い、医師との協力体制を整えた。

計算式２週間以内に作成された退院サマリー数/期間の退院サマリー数)×１００

例）H27.4　退院患者数5名
2週間以内に作成されたサマリー数4名
（4÷5）＊１００＝８０％＝８割

結果

H２７．４の退院患者・・・９３％＝９．３割（初の９割超え・・・）
＊退院翌日にサマリー完成のチェックを行い、サマリー未完成分をピックアップにしリストをまとめ、担当医もしくは医師補助事務作業補助者に作成依頼を行った。
＊退院後２週間たっても作成されないサマリーについては、各科長にサマリー未完成リストを渡し担当医に指導を行ってもらった。