対象の手術
第9款 腹部
第10款 尿路系・副腎
第11款 性器
等に含まれる腹腔・骨盤腔内の臓器に対する手術が評価の対象になる。
腹腔鏡下ではなく、腹壁を切開し腹腔・骨盤腔内の臓器に達する方法。
腹腔鏡手術の途中で開腹手術に切り替えた場合も対象となる。
腹膜を切開せず後腹膜腔の臓器に達する手術も含む。
対象外の手術
腹腔鏡下に行われた手術。→胸腔鏡・腹腔鏡手術に該当するか検討すること。
腹壁を切開しない方法
腹腔・骨盤腔の臓器に達しない場合は評価対象にならない。
穿頭及び内視鏡下に行われた手術
D416(臓器穿刺、組織採取)→C項目共通事項「検査又は処置のみを実施した場合には評価の対象とならない。」
評価の対象期間
開腹手術・・・5日間
手術が終了した日を手術当日として評価開始。(H28.3.31質疑解釈通知より)
例)
10/1 手術開始時刻22:00
10/2 手術終了時刻02:00
10/2から10/6まで評価を行う。
C項目 手術等の医学的状況 開腹手術
1.項目の定義
開腹手術は、腹壁を切開し腹腔・骨盤腔の臓器に達する方法(腹膜を切開せず後腹膜腔の臓器に達する場合を含む)により手術が行われた場合に評価する項目である。
2.選択枝の判断基準
なし・・・当該項目の定義に該当する手術が実施されなかった場合及び当該手術当日より5日間を超えた場合をいう。
あり・・・当該項目の定義に該当する手術が実施された場合に、術当日より5日間のことをいう。
3.判断に際しての留意点
腹腔鏡下に行われた手術は含めない。
注意
①開腹手術
②骨の手術
③胸腔鏡・腹腔鏡手術
上記①~③の手術にいずれにも該当せず、全身麻酔・脊椎麻酔下で手術を行った場合は「全身麻酔・脊椎麻酔の手術」で評価になるか検討すること。
質疑解釈
【一般病棟用の重症度、医療・看護必要度】 平成28年度 質疑解釈 2016/3/31
【一般病棟用の重症度、医療・看護必要度】 平成28年度 質疑解釈 2016/4/25
【一般病棟用の重症度、医療・看護必要度】 平成28年6月14日
【一般病棟用の重症度、医療・看護必要度】 平成28年6月30日